「パっと目を引く、お店の顔になる商品を」というコンセプトから始まりました。当初はアイシングメインのクッキーも考えましたが、砂糖の味が強くてクッキーの風味が落ちてしまう。ならば生地そのもので表現できれば食べても美味しいクッキーにできるはず・・と思い至り現在の形になりました。
好き嫌いのない動物にしようと決定、まずは形からスケッチが始まりました。
なんとなく形も決って生地の開発も開始。焼きあがった状態で、綺麗なピンクや緑(抹茶)を再現するのに苦労しました。
デザインの完成図。普通に可愛い誰にも好まれる形ではなく、個性的でオリジナルティある外見を追求。
中には完成したクッキーに合わせて、色や形が変わった動物もあります。
子供のころに感動して食べたアーモンドの乗ったクッキー。乗せるのではなく「持たせよう」と思い、最初に誕生したのがリスでした。
左が始めて作ったテスト、中央が2012年の開店当初。右が2016年現在で、見違えるほど垢抜けました。
見た目をデザイナーが考え、味はパティシエが考えるという両者の発想が揃って完成しました。
大量製作できないのは難点ですが・・多くの方に愛していただけるクッキーが完成したと思っております。